My Homepage
カテゴリ
以前の記事
2018年 06月 2018年 05月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 more... フォロー中のブログ
Living room ... favorite spa... 40の手習い COMOのいろいろ Le vase* di... omi et ami FLORAFLORA*p... ちょっとしたこと Pomfrit その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2017年 04月 22日
昨日の奈良はぽかぽか陽気。興福寺境内ではまだ桜が観光客を楽しませていました。 写真好きの中学同級生二人と入江泰吉旧居へ行ってきました。御朱印帳を買いに待ち合わせの30分前には奈良に着いていたけど、阿修羅展も開催中の土曜日とあってそれはそれはすごい人出で、並んだけど諦めた次第。これからのしばらくは地元民としては近づかない方がよさそうです(笑) 入江泰吉さんは奈良県人なら知らない人はいない(少なくとも私と同じくらいの年齢なら)と思われる奈良の仏像、風景などを撮り続けられた写真家です。パンフレットやポスターなど作品を目にして奈良への憧れを抱かれた方も少なくないのではないかと想像します。 作品はすべて奈良市に寄付され、高畑の写真美術館で見ることができます。付近には新薬師寺、不空院、百毫寺もあるので合わせて訪れるのがおススメ。最近はカフェや評判のお蕎麦屋さんもあったりして興福寺や東大寺エリアとはまた違った魅力があります。 依水園にほど近い奈良の風情がまだ残る静かな通りに旧居はあります。どこかのお寺から移築されたという建物は、上がるとすぐに畳敷きの部屋になっていて、廊下に大きくとられた窓から庭の鮮やかな緑が目に飛び込んできます。どの部屋にいても庭が眺められる。そして庭のさらに向こう側の景色が借景になっていて森の中にいるかのようです。窓辺に座っていると木漏れ日がきらきら差し込んできてコーディネーターの倉橋みどりさんによる自伝の朗読に心地よい空間を作ってくれました。
写真だけではなく、書、ガラス画もたしなまれたとか。庭には暗室もあり、ここから数々の作品が生まれたのだと思うと感慨ひとしおでした。 この指図堂は江戸時代初期に大仏殿の三度目の復興の際に計画図面(指図)を展示するお堂として建てられました。その後倒壊しましたが、源平の争いのあおりで1180年に焼失した大仏殿の再建途上の東大寺で法然上人が浄土三部経を講じられたことから上人の画像を本尊とするお堂として再建されました。この画像は拝観することができます。 私たちが大きなカメラを抱えているのをご覧になって係の方が、「ここから五重塔が見えるんですよ」と言って西側の戸を開けてくださいました。昔と変わらない風景なんでしょうね。
by panettone
| 2017-04-22 22:03
| 奈良
|
ファン申請 |
||